韓国に関するニュースを見るときに
このところ、日本も韓国も例の砲撃事件のニュースで騒がしいのですが、どうも日本の大手マスメディアは、韓国の大手マスメディアの見解をそのまま垂れ流しにしてしまうところがあって、いけません。もちろん砲撃した側が悪くないなどということは絶対にありませんが、かといって、砲撃した側だけが悪いかのように言い立てたり（そして果ては無関係な在日コリアンの学校に圧迫を加えたり）、などということは、まったく正当化できないものです。
韓国の大手新聞社はほとんどが保守的言論に染まっていて、率直に言って、かなり悲惨な状態です。朝鮮日報・中央日報・東亜日報の大手三紙を総称して、「朝中東（チョヂュンドン）」ということばもあるくらいです。ちょっと下記リンク先を見てみてください。
そして、中央日報は時事通信や日経新聞、讀賣新聞などと親しく、東亜日報は朝日新聞と提携しているので、これらの新聞記事が日本でもそのまま流されてしまうことが多いのです。私は朝日新聞購読者ですが、朝日の韓国関連記事は、ふざけてんのかというくらい横着な垂れ流し的偏向報道が多くて、本当にヘキエキします。もう朝日読むのやめようかな、と思うこともしばしばです（他紙に切り替えるのが面倒でそのままにし続けていますが）。
というわけで、例の砲撃事件に限らず、韓国に関する報道を見る際には、そのニュースが韓国のどのメディアを経由しているのか、という点にも注目した方がよいと思います。朝中東の記事なんかを鵜呑みにしていると、良識的韓国人に人間性を疑われますよ。ま、そうすると、まともなニュースに接するためにはマスメディア経由ではダメなのだ、という結論に至るわけですが。
とはいえその一方で、日本も、この点で「先進国」韓国の状況に一歩一歩近づきつつあるような気が、なんだかちょっとしてきています。
